産婦人科の待合室だよ

妊活妊活って、始めてその月で幸運にも妊娠検査薬の陽性を目にすることができた。

ありがたやー。ありがたやー。

もともと、毎月の生理周期も整っていて、2月から計り始めた基礎体温もしっかり低温期、高温期の2層にわかれるタイプであった。

これ、もう7年ほど前になるが、仕事しているときはがっちゃがちゃのぐっちゃぐちゃだった。よく回復したものだ。

タイミングは基礎体温スマホアプリの排卵日予測をもとに。排卵日だったであろう日の2日前と前日にとった。

年も若くないので長期戦、不妊治療、高額医療費を覚悟していたわりにあっさりと陽性になったため、夫婦そろってきょとんとしてしまった。

妊娠検査薬は、まず、結婚当初に生理が遅れた際に購入していたオムロンのものを使って、生理予定日4日後にいわゆるフライング検査をした。

尿を先端にかけると判定部位まで尿が染み渡っていって、陽性ならば判定窓に青色の縦線がくっきり表れるのだ。これ、尿をかけて即時に縦線が出た。しかし気付いてしまったのだ。この妊娠検査薬は約1年使用期限切れだった。

そこで、近くの薬局で新たな妊娠検査薬を購入。今度は、ロート製薬のものだ。

これも先端に尿を少量かけて待っていると、くっきりとしたピンク色の縦線が表れた。

妊娠はほぼ確定だろう。

まぁ、早いとは思っていたが、少し下腹部痛が続いたので当日中に産婦人科に行ってみた。ここから、考えてもなかったことがあったのだ。

まず、最終月経開始日から受診した日で4w4dということだった。しかし、尿検査では妊娠反応があるものの、経膣エコーの結果まだ妊娠の判定の一つである胎嚢が確認できなかった。

なに!?

で、後から説明を受けるのだがまずは子宮外妊娠か、流産、はたまたまだ受診が早すぎて胎嚢が見えていないのであろうとのこと。

なに!?

いきなり優先順位で言うと子宮外妊娠と流産が上位じゃないか。先生の顔も全くおめでとう顔ではなく険しく小声。

なんてこった。

これが噂に聞く簡単には子供は授かれない、流産の確率の高さ、高齢妊娠の高き壁か。と突然崖から突き落とされそうな状態になった。

でも、自分に言い聞かせてみる。子宮外妊娠であっても、妊娠できない体ではないと言うことがわかった。たとえ流産であっても、元々生命力の弱い子で自然の力に淘汰されたので仕方がないのだと。

夫にもそれを伝えた。夫は一応医療をかじっているので、もっともと言う感じであった。

そんなこんなで、3日後の再診のためにまた長々と産婦人科の待合室でこうやって時間がたつのを待っている。仕事をしながらだと行きたいときに病院に行けないし、まずストレスで妊活なんて考えられなかっただろう。

さて、5wの私と、妊娠結果はどうなっているのでしょうか。もやもや。