はしか、麻疹、麻しん

怖くないですか。

ゴールデンウィークの前から沖縄でまず感染が確認されて、西日本在住のワクチン一回世代の身としては恐れおののいていた。

でも、メディアなどではセクハラ問題やモリカケ問題のことがメインで、麻疹の怖さや予防法など重要なことが報道されずモヤモヤしていた。だから、いちいち検索してまで麻疹の感染の広がりを日々確認していた私。

でも、西日本在住だからここまでびびっているんではなく、妊婦だからだ。そして、私が妊娠するまでに計画的に市で実施してくれる風疹抗体検査(私の住んでいる自治体では風疹抗体検査はあるが、麻疹はあくまで自分で医療期間を探して自費で抗体検査しなければならない)やワクチン接種をしていなかったから、自業自得で今はスーパーに行くのでさえ怖い。どこにも行けない。引きこもり。

想像以上に素早く妊娠できたこともあり、言い訳だが、妊娠に備えての準備が断然足りなかった。

葉酸サプリにばかり気をとられて、かんじんの風疹、麻疹対策がおざなりにしていた。

その頃まさか麻疹が海外からの観光客によって日本にもたらされ、ここまで広がりを見せるだなんて想像もしておらず。

反省と後悔でしかない。

妊活中の方々やパートナー、ご両親は是非とも私みたいに後からびびって後悔しないように、先走ってでも良いから自治体で補助もしてくれる抗体検査やワクチン接種をおすすめします。

ちなみに、夫はさっそくMR混合ワクチンを接種してもらった。高かったけど、致し方ない。

産婦人科の待合室だよ

妊活妊活って、始めてその月で幸運にも妊娠検査薬の陽性を目にすることができた。

ありがたやー。ありがたやー。

もともと、毎月の生理周期も整っていて、2月から計り始めた基礎体温もしっかり低温期、高温期の2層にわかれるタイプであった。

これ、もう7年ほど前になるが、仕事しているときはがっちゃがちゃのぐっちゃぐちゃだった。よく回復したものだ。

タイミングは基礎体温スマホアプリの排卵日予測をもとに。排卵日だったであろう日の2日前と前日にとった。

年も若くないので長期戦、不妊治療、高額医療費を覚悟していたわりにあっさりと陽性になったため、夫婦そろってきょとんとしてしまった。

妊娠検査薬は、まず、結婚当初に生理が遅れた際に購入していたオムロンのものを使って、生理予定日4日後にいわゆるフライング検査をした。

尿を先端にかけると判定部位まで尿が染み渡っていって、陽性ならば判定窓に青色の縦線がくっきり表れるのだ。これ、尿をかけて即時に縦線が出た。しかし気付いてしまったのだ。この妊娠検査薬は約1年使用期限切れだった。

そこで、近くの薬局で新たな妊娠検査薬を購入。今度は、ロート製薬のものだ。

これも先端に尿を少量かけて待っていると、くっきりとしたピンク色の縦線が表れた。

妊娠はほぼ確定だろう。

まぁ、早いとは思っていたが、少し下腹部痛が続いたので当日中に産婦人科に行ってみた。ここから、考えてもなかったことがあったのだ。

まず、最終月経開始日から受診した日で4w4dということだった。しかし、尿検査では妊娠反応があるものの、経膣エコーの結果まだ妊娠の判定の一つである胎嚢が確認できなかった。

なに!?

で、後から説明を受けるのだがまずは子宮外妊娠か、流産、はたまたまだ受診が早すぎて胎嚢が見えていないのであろうとのこと。

なに!?

いきなり優先順位で言うと子宮外妊娠と流産が上位じゃないか。先生の顔も全くおめでとう顔ではなく険しく小声。

なんてこった。

これが噂に聞く簡単には子供は授かれない、流産の確率の高さ、高齢妊娠の高き壁か。と突然崖から突き落とされそうな状態になった。

でも、自分に言い聞かせてみる。子宮外妊娠であっても、妊娠できない体ではないと言うことがわかった。たとえ流産であっても、元々生命力の弱い子で自然の力に淘汰されたので仕方がないのだと。

夫にもそれを伝えた。夫は一応医療をかじっているので、もっともと言う感じであった。

そんなこんなで、3日後の再診のためにまた長々と産婦人科の待合室でこうやって時間がたつのを待っている。仕事をしながらだと行きたいときに病院に行けないし、まずストレスで妊活なんて考えられなかっただろう。

さて、5wの私と、妊娠結果はどうなっているのでしょうか。もやもや。

色々はじめたよ

思い切って、10年以上勤めた会社を退職した。

ストレスのない生活となった。

仕事をしているときは毎日毎日朝から晩まで頭が痛くて、市販の頭痛薬をレベルで言うと乱用していて、心療内科にも通って5年になるところだった。

でも私はストレスがかかると必ずフィジカル(頭痛、腰痛など)にくるタイプで、やる気と負けん気だけは強かった。メンタルは強いんだって!と、思う。

だから、自分が心療内科に通っていることに対して違和感がずっとあったし、ガチのお薬の服用も早々に止めてしまい、ここ数年は気の合う医者にも出会え、漢方薬だけにしてもらっていた。

これならちょっと自分の気も楽だ。

さて、仕事を辞めてからと言うものの、毎日家事。好きなときに買い物に行って、何も生み出さないし、顧客や上司に何かを言われる事もない生活を送っている。

辞める決断に至るまでに何年もかかったけど、今は全く後悔しておらず、幸せを噛み締めている。だって、頭痛がピタッとおさまって、基礎体温も安定。夫にケンケンやつ当たることもなければ、今の心の余裕ったらそれはものすごい。

確かに生きていくためのお金、社会保険など、不安なことや、会社員がいかに社会から守られた存在であったかと言うことについてはひしひしと感じている。

けど、毎日の頭痛から解放された今の軽やかな気持ちは、何にもかえられないのだ。

そんな私はブログまではじめてしまった。

 

以上